(2007年04月16日)

NY金:期近670ドル維持に注目

金は、NY相場安を嫌気して売りが優勢。先限は2600円台前半で軟調。現地12日のNY金期近はファンド筋の利益確定の売りに終値ベースでトロイオンス当たり670ドル台に下落。テクニカル的に買われ過ぎによる高値警戒感が広がっており、売られやすい環境となっている。短期的には670ドル台で下げ止まるかが焦点となっている。市場ではドル、原油相場の動向がカギとみられている。

現地12日のNY金先物市場はファンド筋や投機筋などの利益確定の売りやテクニカルな売りに3日ぶりに反落。中心6月限の終値は前日比2・00ドル安の679・70ドル。取引レンジは675・50―684・60ドル。

期近は原油高やドル安を好感して一時684・60ドルに上昇。買い一巡後は銅相場安や上値の重さを嫌気した戻り売りがテクニカルな売りを誘い675・50ドルと今週の安値を下回る水準に落ち込んだ。

NY金は中東地域の地政学的リスクの高まり、ドル安懸念などに支援され、「上昇トレンドが転換する可能性は乏しい」とみられている。期近は価格レンジを10ドル切り上げており、690ドルを試すようであれば、先行き700ドルの大台を意識した相場展開が観測されている。

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