(2007年04月17日)

NY原油:時間外取引では上昇気配

現地13日のNY原油は週末による利益確定の売りに小反落したが、東京市場午後の取引時間帯に入電した時間外取引では早くも反発するなど下値が浅く推移している。前週末に開かれた主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)では懸念された円安についての議論は行われず、米経済の先行きについても楽観的な見方が示されたことで、週明けは国内市場で為替の円安が進み、これが株価を押し上げて貴金属が上昇、石油を下支えた。

国際的な商品相場高のトレンドが継続して、現地13日は原油に代わってNY金(白金)が上昇し、別掲の通り金は中心限月がトロイオンス当たり700ドルが射程距離に入った。

一方では非鉄金属が先行して上昇し、とりわけ銅が指標となるLMEでトン当たり8000ドルを目指すなど国際商品が足並みをそろえて上昇した昨年4月から5月に状況が似てきた。

米石油市場はこれからがシーズンのガソリン高に原油相場が押し上げられるという構図で、貴金属はその金融商品化という最近の特徴から前週末のG7も買い材料にされた。

原油、非鉄金属、貴金属がそれぞれ連動しながら上昇しているケースでは、前週末のNY原油のように高値警戒で下押しても下値が浅いまま買い直されることになる。

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