(2007年04月18日)

NY金:終値690ドル突破

金は、NY相場高を好感して買いが先行。現地16日のNY金期近はドル安・ユーロ高を背景に終値ベースでトロイオンス当たり694・50ドルと昨年5月12日以来、約11カ月ぶりの高値を更新。ユーロ圏金利の先高観測に加え、主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議でユーロ高に言及しなかったことがユーロの買いを誘った。金はインドの婚礼シーズンを控えた買いも支援要因。市場ではドル安やイラン核問題などを背景に先高観測が強い。

現地16日のNY金先物市場はドル安を好感したファンド筋の買いに続伸。中心6月限の終値は前週末比4・60ドル高の694・50ドル。取引レンジは687・40―695・00ドル。

期近はドルがユーロに対して軟調に推移していることや最近の強地合いを背景に前営業日の高値を抜いた後、原油相場の急落を嫌気した売りにマイナス圏に落ち込んだ。その後は原油相場が安値から戻り歩調をたどったことから上値を切り上げ、プラス圏に浮上した。

NY外為市場では円が終値119円75銭と前日の119円25銭から下押した。7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で円安が取り上げられなかったため。ユーロ/ドルは一時、2年ぶりの高値水準に上昇。ユーロ圏金利の先高観測を背景にユーロは堅調。

NY金は強基調を維持している。イランの核開発継続による地政学的リスクへの警戒感、原油相場の堅調、ユーロ高・ドル安傾向などに支援され、先高観が強く「テクニカル的にも良好で、ファンド筋の買いが誘われやすい状況」とみられている。

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