(2007年04月19日)
NY金:期近700ドル巡り神経質
金は、NY相場安と円高を嫌気して売り優勢で展開。現地17日のNY金期近は利益確定の売りや原油安を映してトロイオンス当たり692・50ドルに反落。ただ、一時は695・50ドルと11カ月ぶりの高値圏に上昇するなど上値指向の勢いを維持。市場はテクニカル面で買われ過ぎ感を強めており、短期的な調整局面も観測されている。700ドルを巡り神経質な展開が見込まれている。ドルや原油の動向が焦点となっている。
現地17日のNY金先物市場は原油安を眺めたファンド筋の利益確定売りに3営業日ぶりに反落。中心6月限の終値は前日比2・00ドル安の692・50ドル。取引レンジは690・20―695・50ドル。
期近は時間外取引で利益確定の売りが先行した後、原油高やドル安を好感してプラス圏に浮上、一時は695・50ドルまで上昇したが、原油の反落を嫌気した売りにマイナス圏に転落。前日の700ドル際接近で高値警戒感が台頭した。
原油先物は急落したガソリン相場につられ3営業日続落。標準油種WTIの期近終値は前日比0・51ドル安のバレル当たり63・10ドル。
ドルは米経済指標を映して軟調。3月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0・6%、コア指数は0・1%の上昇とそれぞれ市場予想を下回った。米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げに踏み切るとの観測を強めている。
NY金は一時690・20ドルに軟化したものの、690ドル台を維持しており、「地合いは強い」との見方が多い。ただ、700ドルの大台に迫ると高値警戒感も指摘されている。
7日間の相対力指数は70%と買われ過ぎで、修正安も観測されている。
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