(2007年04月20日)

国内ガソリン:需要最盛期で期近高に

国内ガソリンは東工取市場で期近高・期先安の逆ザヤ傾向が18日から顕著になった。この段階ではそれほどの値幅ではないが、春の需要最盛期を目前にしているこの局面では元売りらの思惑も働いて期近高のサヤ関係を呈するのもこれは需要背景に沿ったもので、対する期先は指標となるNY原油が反落するとこれには期近以上に反応する。

5月限納会との関連で期近が割高になり渡し物を呼び込むことへの懸念もある。

ガソリンが春の行楽需要もその最盛期を直前にしたこの局面で、当業者の利用度が高い期近がこのように上ザヤに位置して、期先とは逆ザヤを呈するのは予測されたことではある。それも4月から仕切り価格を引き上げるなどして、末端販売価格の引き上げをもくろむ元売りらの市況対策的な買いが入ることからすると、この時期特有の現象といえよう。

来週25日の5月限納会が接近するところで、こうした当業者の動きはさらに活発化する見通しで、この場合はガソリンの逆ザヤ傾向がさらに強まることも考えられる。

こうして期近高・期先安の逆ザヤになると、結果的には期近に割高観が強まって、この納会で現物の換金を意図する当業者の渡しを呼び込むことも考えられること。

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