(2007年04月20日)
NY金:期近700ドルで強弱交錯
金は、円高を嫌気して軟調。現地18日のNY金期近はドル安を好感したファンド筋の買いに終値ベースでトロイオンス当たり690ドル台で堅調。市場は700ドルの節目を突破するかどうかに関心を集めている。ドルは米経済指標の不振を受けた利下げ観測の台頭により対ユーロで最安値圏に軟化、ドル売り材料となっている。目先はドルの動向が焦点。強気筋は「700ドルを超えた場合、750ドルを試す可能性がある」と指摘している。
現地18日のNY金先物市場はドル安を好感したファンド筋の買いに反発。中心6月限の終値は前日比0・80ドル高の693・30ドル。取引レンジは689・00―695・40ドル。
期近はドル安を背景としたファンド筋の買いに上昇したが、上値の重さを嫌気した売りに反落。節目の700ドルに接近したことで高値警戒感が高まったことや、銅の下落を嫌気したものだが、その後は安値拾いの買いにプラス圏に浮上。
NY外為市場では欧州で金利上昇が見込まれる一方、米国で利下げ観測が優勢となり、ドルが主要通貨に対し売られた。ドルは対ポンドで26年ぶりの安値圏、対ユーロでも最安値に迫った。
NY金はドル安を背景に代替通貨としての投資意欲を強めている。市場は700ドルを巡って強弱感が交錯している。
強気筋は700ドル超えに時間はかからないと指摘するとともに、700ドルを突破すれば750ドルを試す可能性があると観測している。市場の関心はドルの動向に集まっている。
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