(2007年04月23日)

NY金:期近680ドル台売り優勢

金は、円安を好感して買い優勢。現地19日のNY金期近は原油安や中国の景気過熱感を背景とした金融引き締め観測などを嫌気、終値ベースでトロイオンス当たり680ドル台に反落、一時は680ドル台前半まで売り込まれた。市場はファンダメンタルズの良好さを背景に押し目買い意欲が強く、下値抵抗は強い。ただ、テクニカル面で買われ過ぎ感も広がっている。ドル、原油などの動向をにらみながら調整局面も想定されている。

現地19日のNY金先物市場は原油相場の軟調や中国の金融引き締め観測などを嫌気したファンド筋の売りに反落。中心6月限の終値は前日比5・00ドル安の688・30ドル。取引レンジは682・50―695・50ドル。

期近は中国の利上げ懸念でアジア株が急落したことを嫌気、時間外取引で前日の安値を下回った。立会いはドル高や原油安に圧迫され、一時682・50ドルまで売りこまれた。ただ、売り一巡後はテクニカルな面が良好なことを好感したファンド筋の安値拾いの買いに下げ幅を圧縮。

NY金は2月下旬の世界同時株安を連想した手仕舞い売りに一時680ドル台前半に下落するなど、上値追いに対する警戒感を強めた。目先の動向について市場筋は「修正局面入りとなり、上昇一服感を広げる可能性がある」と指摘している。

ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録
ブックマークに追加する