(2007年04月25日)

NY原油:3週間ぶり65ドル台

石油市場の国際指標となるNY原油は、これからドライブシーズンを迎える米ガソリン需給を材料としながら上昇するとみられる。

NY原油のチャートによると、バレル当たり61―64ドルレンジを下値支持として、対する上値は3月27日に付けた68ドル台を目指す展開になるとみられる。

NY原油は、引き続き上昇トレンドにあるとされる。限月交代での相場の大幅上昇はここ最近みられる傾向であり、今回の5月限から6月限に交代する場面でも見られた。また、7月限以降の原油先物を見てもコンタンゴを形成しており、先高観がある。

相場の強材料とみられるのが、米ガソリン需給であろう。製油所の稼働率が前週に2・0%も上昇したものの、ここにきてトラブルが相次いでいる。これに対し、10週連続で3020万バレルもガソリン在庫は減少し、この時期の減少幅としては大き過ぎるとされる。

そのガソリン在庫は、現地25日発表の石油在庫統計予想では微減とされるものの、原油在庫が減少とされている。事前予想では、ガソリン在庫が、35万バレル減、留出油在庫は、50万バレル増。原油在庫が、140万バレル減となっており、ガソリン在庫に加え原油在庫も減少との予測を受け、需給ひっ迫懸念から相場の上値を狙うとみられる。

目先は、米ガソリン需給を睨みながら夏場に高値を狙う展開か。

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