(2007年04月27日)
NY原油:65ドル台後半に急反発
NY原油は中心限月が6月限に移行した後は日替わりで1ドル超高下しており、現地25日は米石油の週間統計におけるガソリンの11週連続の在庫減が手掛かりにされて急反発した。在庫統計が発表される毎週水曜日(現地)は決まって上昇しており、米国でもガソリンのシーズンが近いことでこの在庫減が原油相場を押し上げる構図が鮮明になっている。この後バレル当たり65ドル台後半の反騰力が問われる局面だ。
米エネルギー情報局(EIA)が、現地25日に発表した20日現在の在庫統計によると、ガソリン在庫が11週連続で減少。そのガソリン在庫が、前週比280万バレル減の1億9420万バレル。そのうち改質ガソリン(RFG)が同20万バレル増の200万バレル。
その他は以下の通り。留出油在庫が前週と変わらずで1億1730万バレル。そのうち暖房油が、同260万バレル減の3570万バレル。原油在庫は、同210万バレル増の3億3450万バレルであった。また、製油所の稼働率は上昇予想に反して大幅に低下。事前予想では、0・4%増であったが、2・6%減の87・8%であった。メンテナンスの時期が終わりを迎えつつあるにも関わらずトラブルが相次いだことが原因となり、これが原油在庫増の要因とみられる。
EIA発表によるガソリン在庫の減少と、製油所の稼働率の大幅な低下を受け、原油相場は急伸。これからドライブシーズンを迎える前に、ガソリン需給ひっ迫懸念が高まった。これを受け、NY原油は前日終値比1・26ドル高のバレル当たり65・84ドルで取引を終えた。
一方、米石油協会(API)発表の20日までの在庫統計によると、ガソリン在庫は減少。ガソリン在庫が、同8万バレル減の1億9850万バレル。そのうち改質ガソリン(RFG)在庫は、同26万バレル増の225万バレルであった。
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