(2007年04月27日)

国内アルミ:気迷いムード支配

国内アルミ相場は、LME相場が反落したものの、前日全面安に見舞われた貴金属など国際商品が軒並み反発に転じたため、決め手難から売り買いが交錯、総じて同値圏での小動きに終始した。海外市況がレンジ内の動きにとどまるなど方向性の定まらない状態を続けているだけに、気迷いムードが市場を支配している。

現地25日のLME相場は、LME在庫が5000トン余増加したため、これを嫌気した売りに反落、先物が前日比17ドル安のトン当たり2838ドルで引けた。3月の米耐久財受注が予想を上回ったことで、下げ幅を縮小させたものの、引け後の場外取引では再び2820ドル台まで売られた。

このように海外市況はイースター連休明けの2900ドル(LME先物)台乗せ後、ほぼ2週間にわたり2800ドル台でレンジ内の動きに終始している。独自の支援材料を欠く中、銅を始めとする僚品高に下支えられ、結果的に動意薄を強いられているもの。

一方、国内定期相場は、海外市況が軟調で推移したものの、前日の下げ要因となった国際商品が軒並み反発に転じたため、材料的に相殺された感があり、玉の出方次第の商状となった。

目先的には、海外市況の動意薄から市場全般に気迷いムードが支配しており、大型連休を控え整理商いが中心になるとみられる。

ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録
ブックマークに追加する