(2007年05月17日)
NY金:期近675ドルに上値抵抗線
金は、海外相場高を好感して反発。先限はグラム当たり2600円台前半で買い優勢。現地15日のNY金期近はドル安、原油高を背景に終値ベースでトロイオンス当たり670ドル台で堅調。米消費者物価指数の鈍化を受けて米金利の引き下げ観測が強まり、金はファンド筋の買いが入った。市場は目先の上値抵抗線を675ドルと予想している。高値では公的機関の金売却も予想され、680ドルを試すには新規の買い材料が求められている。
現地15日のNY金先物市場はドル安、原油高を好感して反発。中心6月限の終値は前日比4・40ドル高の674・50ドル。取引レンジは666・00―675・00ドル。
期近は時間外取引で666・00ドルと前日の安値を下回った後、米消費者物価指数(CPI)発表後のドル安を好感してプラス圏に切り返した。
ドルは対ユーロで下落、金相場を支援した。4月米CPIは前月比0・4%上昇と3月の同0・6%上昇から低下。事前予想の0・5%上昇を小幅下回った。
金はドル安を背景にインフレヘッジとしての買い人気を高めた。前日に急落した銅相場が持ち直したことも心理的な買い材料になったという。目先は680ドルを巡る攻防が観測されている。金独自の買い材料に乏しいため、同水準を上抜けるには新規の買い材料が必要と指摘されている。
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