(2007年05月18日)

NY金:ドル高に売り活発化

金は、海外相場安を引き継いで反落。先限はグラム当たり2600円際で売り優勢。現地16日のNY金期近はドル/ユーロ高を嫌気、一時はトロイオンス当たり660・60ドルと3月下旬以来、約1カ月半ぶりの水準に下落。金は高値での実需の追随難や公的機関の売却懸念などが圧迫要因となっている。市場筋は「調整局面がしばらく続きそうで、ドルの動向次第では650ドルを試す可能性もある」と指摘している。

現地16日のNY金先物市場はドル高、原油安を嫌気して反落。中心6月限の終値は前日比13・00ドル安の661・50ドル。終値では3月23日(657・50ドル)以来の低水準。取引レンジは660・60―674・40ドル。

期近は時間外取引で売りが先行した後、ユーロに対するドル高や原油安を嫌気したファンド筋の売りがストップロスの売りを誘って下落。一時は660・60ドルと3月26日(657・10ドル)以来の水準に売り込まれた。

ドルは米経済指標の堅調を受けて上昇。4月の米住宅着工件数は前月比2・5%増の152万8000件と予想外に増加。前月比では昨年12月以来の高水準だが、前年水準を16%下回った。

金はユーロ/ドルの軟調を嫌気して代替投資意欲が減退、660ドル際と約1カ月半ぶりの安値圏に後退した。市場は独自の手掛かり要因が乏しいため、ドルの変動に反応する展開を強めている。

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