(2007年05月18日)

NY原油:60ドル台前半で一進一退

現地16日のNY原油が米石油の週間在庫統計における原油の4週連続増加と、ナイジェリアでの生産回復による供給懸念の後退で反落した。最近は急伸しても持続性がなく原油在庫の増加が明らかになるとまた売られるなどバレル当たり60ドル台前半で一進一退。そうしたなかでも61ドルが下値抵抗線になったのはガソリンの在庫水準が低く、今月下旬からは夏場のドライブシーズンに入ることが意識された表われとみられる。

米エネルギー情報局(EIA)が、現地16日に発表した11日現在の在庫統計によると、ガソリン在庫が2週連続で増加し、原油在庫も事前予想より増加した。

EIAによる在庫発表は以下の通り。ガソリン在庫が、前週比170万バレル増の1億9520万バレル。留出油在庫が、同100万バレル増の1億1980万バレル。原油在庫が、同100万バレル増の3億4220万バレルとなった。また、製油所の稼働率は同0・5%上昇し89・5%とした。ガソリン在庫、原油在庫は事前予想を上回った。ガソリン在庫は、前週比110万バレル増。原油在庫が同10万バレル増であった。留出油在庫は、同140万バレル増とこちらは市場のほぼ予想通りとなっている。一方、製油所の稼働率は同0・8%上昇だったことから、これは事前予想を下回った。また、このEIA発表の在庫統計を前年同期と比較すると、ガソリン在庫は依然として減少している。ガソリン在庫は、同1450万バレル(6・9%)減。留出油在庫が、同140万バレル(1・2%)増。原油在庫が同320万バレル(0・9%)減となった。

これを受け、NY原油は5営業日ぶりに反落。終値は、前日比0・62ドル安のバレル当たり62・55ドルで取引を終えた。

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