(2007年05月22日)

NY金:期近終値660ドル台回復

金は、海外相場高を好感して3営業日ぶりに反発。先限はグラム当たり2600円台を回復した。現地18日のNY金期近は最近の下落を受けたファンド筋の買い戻しに反発、終値べースでトロイオンス当たり660ドル台を回復。ドル高一服や原油高も支援要因。中国人民銀行が人民元の対ドル変動幅を拡大したが、材料視されなかった。金は実需筋の動向がカギとみられており、660ドルを挟んだ値動きが観測されている。

現地18日のNY金先物市場はドル安、原油高を好感して3日ぶりに反発。中心6月限の終値は前日比4・80ドル高の662・00ドル。取引レンジは656・40―664・00ドル。

期近は時間外取引で頭重く展開、立会い前半にマイナス圏に落ち込んだが、ドル安や原油高を背景に週末を控えた買い戻しが入った。一時は664・00ドルと時間外取引の高値を上回った。

ドルは大半の主要通貨に対しほぼ横ばい。5月米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は予想を上回ったものの、ドルの反応は乏しかった。

金は週末の買い戻しに終値で660ドル台を回復したが、最近の下落に対する調整高とみられており、前日に続いて665ドルが上値抵抗となった。公的機関の金売却観測や金ETF(上場投資信託)残高の減少が上値を圧迫する要因となっている。

市場は決め手材料に乏しく、ドルや原油をにらみながら655―665ドルを中心にもみ合う展開が見込まれている。市場筋は「実需筋の手当て買いやドルの底入れが確認されれば、上昇トレンドに向かう可能性がある」と指摘している。

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