(2007年05月25日)

NY金:方向感を探る展開

金は、海外相場高を引き継いで買いが先行。先限はグラム当たり2600円台前半で堅調。現地23日のNY金期近はドル安や最近の下落に対する調整局面となり、終値ベースで660ドル台を回復。市場は手掛かり材料に乏しく、660ドルを挟んで最近のレンジ内の値動きにとどまった。市場は買い材料難から665ドルを抵抗線に上値の重さが続いている一方、650ドル台で下値の堅さも確認。目先は方向感を探る展開が見込まれている。

現地23日のNY金先物市場はドル安を好感したファンド筋の買いに反発。中心6月限の終値は前日比2・70ドル高の662・60ドル。取引レンジは657・50―665・30ドル。

期近は序盤にドル高を嫌気、時間外取引で657・50ドルとマイナス圏に下落。その後はドルの反落を背景とした買いに665・30ドルと時間外取引の高値を上回ったが、利益確定の売りに圧迫され、前日の高値を下回る水準で引けた。

ドルは下落、金の押し上げ要因となった。英中銀政策委員会の議事録やユーロ圏の堅調な鉱工業受注を受け、ユーロ圏の金利が従来予想よりも上昇する可能性があるとの観測が高まり、ドル売りにつながった。

金は660ドルを中心とした最近の取引レンジの範囲内での小動きにとどまった。インドではモンスーンシーズンの始まりで宝飾需要が低下しており、金が現行水準を維持できるかに注目を集めている。

上下いずれに放れるかが焦点となっている。

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