(2007年05月28日)
石油製品:灯油が急落、ガソリン追随―東工取6月限納会
東工取の石油製品は25日が6月限納会で、買い方大手の手仕舞いが先行した灯油が大きく下落、ガソリンも反落はしたが、キロリットル当たり6万5410円と前月よりは高いものだった。5月の大型連休前に仕切り価格を引き上げた元売りには不満が残る受け渡し値だが、足元のガソリン現物事情がもうひとつ弱く、仕切り価格の再引き上げに向けた市場介入は見送られたもようだ。灯油の受け渡し値は5万9840円【下段に詳細表】。
事前の予測でもまず6万5000円前後の決着とみられていたので、この点は最近の業者間転売市場での現物相場にほぼ見合うものであったことが大きく、元売りが希望したといわれる6万6000円には届かなかったことになる。
当業者筋では「足元の弱さで元売りは積極的な納会対策には出られなかったのでは」と推測、6万5000円から6万6000円が目先的な期近の高値の限界であることに触れている。
灯油が大きく下落したのは直接的には買い方大手のポジションにあった商社系取引員の手仕舞いによるもので、現物事情との関連性は薄いようだ。
アジアを含めて灯油の需給タイト感は薄れており、こうしたなかでは東工取6月限が最終取引で急落しても当業者からの買いはあまり出なかったという。
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