(2007年10月30日)

NY金:800ドル相場が現実味

NY金先物市場の800ドル(トロイオンス当たり)相場が現実味を帯びてきた。足元では、米サブプライム問題に絡んだ信用収縮懸念が台頭しており、リスク回避として金への資金流入が引き続き見込まれる。また、31日のFOMC(米連邦公開市場委員会)での0・25%の利下げは織り込み済みであるが、「原油高が続く中での利下げであり、今後のインフレを促す可能性もある」(市場筋)との声も聞かれ、金は買われやすい環境にあると言える。

大手商社によると、建玉が積み上がっている800ドル水準のコールオプションの行使可能性が急上昇しているため、オプションの売り手のヘッジ買いがこの上昇に拍車をかけているという。市場では高値警戒感が残りつつも、800ドルの大台をみるまではこの勢いで上値を試すといった心理になっているようだ。

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