(2007年11月09日)

国内金:大幅円高も下げ渋る

国内貴金属市場の金は為替の大幅な円高や株価急落に水を差された格好の反落で、朝方には下落幅が大きなものになった。

しかし、現地7日のNY市場で金はドル安進展が買い材料にされて中心限月はトロイオンス当たり833・50ドルまで上昇するなど1980年1月以来の高値を付けた。

同日の米国株はサブプライムローン問題が企業業績に与える影響の広がりで一時はダウ平均で300ドルを超える下落に見舞われ、これが原油や金のコモディティにも波及した。

しかし、最近の金相場はドルの代替という一面を強く見せ、株価急落とは一線を画する動きになっており、むしろ株価との逆相関性を発揮するようになっている。

国内金が寄り付き後に下落幅を縮小したのも、前述のような背景によるもので、白金もさほど事情は変わらないとみられる。

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