(2007年12月25日)

灯油:販売量落ち込み軟調

東京工業品取引所の石油製品は、25日に納会を迎える。先月(2007年12月限)の灯油の納会値は、上場来最高値となるキロリットル当たり8万2300円を付けた。これは、石油市場の国際的指標となるNY原油が、高値圏で推移したことが要因であった。しかし、その後もNY原油が高止まりしている中にあって、灯油は価格高騰から販売量が落ちたことなどを受け、先月からは大幅に値を下げて納会を迎える可能性も出てきた。

先月に最高値で納会落ちしてから、灯油事情は一変したともいえる。価格高騰に伴い、ある石油元売りは「消費者の買い控えが顕著」と指摘する。灯油の国内指標価格であるコープさっぽろは、今年の価格(10月末現在)をリットル当たり79円と過去最高値でスタートした。だが、翌11月末には17円も値上がりし、リットル当たり96円を記録するなど、灯油価格高騰が浮き彫りとなっている。

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