(2008年03月17日)

NY金:史上初の1000ドル台突入

現地13日のNY金相場は、一時史上初のトロイオンス当たり1000ドル台に突入した。対ユーロでドルが最安値を記録し、ドル・円でも一時99円台をつけるなど、止まらないドル安がNY金の追い風となった。現地14日に発表の米消費者物価指数(CPI)では、さらなるインフレ懸念が予想されることもあり、目先的には強材料が揃うこととなりそうだ。一方、NY白金も続伸した。

貴金属評論家・園田征次氏は、NY金上伸の要因について「米景気先行き不安と対ユーロにおけるドル安進行が、金のドル建て価格を押し上げている」と語った。次に、目前に迫っている18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)については「0・75%の利下げをするという話も出ている。そうなると、ユーロとの金利差が拡大し、ますますドルの先安観が生まれてくるだろう」と指摘。現在の騰勢を今後も維持していくことを示唆した。

また、NY白金に関しては「自動車会社が在庫の増加をいったんストップしたために、価格を下げた部分もある。4月の終わり頃には、再び買いが入って値が上がるのでは」と語った。

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