(2008年03月19日)

NY金:終値で1000ドルを突破

現地17日のNY金相場は、中心限月・4月限が終値ベースでトロイオンス当たり1000ドルの大台を突破した。一方、NY白金は4月限が前日比102・60ドル安のトロイオンス当たり1973・40ドルで引けるなど2000ドル割れの急落となった。こうした海外市況を眺めつつ、国内貴金属は為替の円高を嫌気して全面安となった。また、大幅利下げ観測が出ている現地18日発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の行方に関係者の注目が大きく集まっている。

NY金続伸の要因としては、現地16日の米銀行大手JPモルガン・チェースによる米証券大手ベアー・スターンズの救済合併から浮上した金融不安が、資産の逃避先としての金買いを促進していることが挙げられる。NY金はドル安が引き続き強材料となるとみられるが、エース交易アナリスト・陳晁熙氏は「(NY金は)目先としては、上値が重い展開となるだろう」と指摘。その理由について同氏は「3月はファンドなどのポジション調整の時期で、手仕舞い売りが多く入る」と説明する。

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