
NY原油:再び最高値窺う
NY原油は再び騰勢を強めてきた。現地7日は、石油輸出国機構(OPEC)が増産の可能性を否定したことなどから大幅に続伸。終値では、前日比2・86ドル高のバレル当たり109・09ドルと、再び最高値を試す格好となっている。東京工業品取引所の石油製品も、灯油が全限月で取引期間中の高値を更新した。 OPECが、増産の可能性を否定したことがNY原油相場の下支えとなったものの、これは目新しい材料ではない。 OPECは、現在の生産量は需要を十分に満たしているとする。また、相場の高騰は、投機的な資金とドル安によるものとの見方を維持している。そのため、景気後退懸念がくすぶり、原油の需要が減退する可能性もある中では、増産には傾きにくいとみられる。 こうした景気後退懸念が強いため、株式市場などの資金がコモディティ市場に流入しているようだ。この日の原油の高値は他コモディティをけん引しており、目先、最高値である111・80ドルを試す展開が予想される。








