(2008年04月11日)

石油製品:ガソリン売り、灯油買い

東京工業品取引所の石油市場は、NY原油の最高値更新を好感し、石油製品が値を上げた。ただ、ここ数日の値動きを見るとガソリンの基調は弱く、灯油が強い状況となっている。これについて大手商社は「従来とは違う動き」との見方を示している。

3月は、ガソリン暫定税率問題の解決のメドが立たなかったこともあり、市場では『ガソリン売り・灯油買い』が意識されていた。

4月に入り暫定税率期限切れに伴い、ガソリン店頭価格が1リットル当たり25円値下がりした。石油情報センターが9日に発表した、7日時点のレギュラーガソリン平均店頭価格では、暫定税率が期限切れとなる3月31日から、21・7円安の131・2円と大幅に値を下げたことが見て取れる。

これにより、ガソリン需要の増加が見込まれる一方、灯油はシーズンを過ぎたことから4月の始めは『ガソリン買い・灯油売り』となっていた。ただ、足元では再び3月のような『ガソリン売り・灯油買い』の動きとなっている。

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