
国際ニッケル:上値が重い展開続く
国際ニッケル相場は、新規鉱山の稼働に伴う供給過剰が続く公算大とみられるだけに、LME先物ベースでトン当たり3万ドルをメドとして上値に重い展開が見込まれる。 LME先物は2007年5月に過去最高値の5万1800ドルを記録したが、同年後半にはその反動が表面化した。主要需要先のステンレスメーカーが高値を敬遠、クロム化に向かうなど需要後退をまねく結果になった。 このような需要減に対し、新興国の需要拡大が続くため、全体としては大きく需要が減少する可能性は少ないが、バランス面では供給過剰が見込まれている。 このため、LME先物は他メタルが再度上昇指向にあるのに対し、これに連動する動きを示しながらも3万ドルをメドとして上値に重い展開を強いられているもので、むしろ新たな下値抵抗ラインを探る流れも想定される。








