(2008年07月18日)

NY原油:需要減少との見方強まる

国際的な指標となるNY原油は現地16日、米国内の石油在庫増などを嫌気し急続落した。前日には、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、先行きに対し弱い景気見通しを示したことから、一時は相場が約10ドルも下落した。足元では景気後退懸念が強まりつつあり、市場では原油需要の減少が意識されている。

16日の終値は、前日比4・14ドル安のバレル当たり134・60ドル。一時は132ドルちょうどまで売られた。直近2営業日の下げ幅は10ドル超に及んでいる。

史上最高値である147・27ドルを付けた11日、市場では夏の高値として意識されている150ドルを突破するのでは、と見る向きもあった。だが、足元では政府系住宅金融機関(GSE)の経営危機から景気後退懸念が強まり、原油需要が減少するとの見方が浮上した。

米エネルギー情報局(EIA)が発表した11日現在の週間在庫統計は、原油、石油製品在庫ともに増加。米国内の石油在庫が増加したことは、需要減少観測を強めた格好だ。

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