(2008年09月09日)

NY原油:時間外で2ドル超も上昇

国際的な指標となるNY原油は中心限月である10月限が、現地7日夜の時間外取引では2ドル以上も急騰した。当業者筋はハリケーン、米政府による住宅公社2社への公的資金注入に向けての動きや、石油輸出国機構(OPEC)総会前の売り方のポジション整理の3点を材料として挙げた。

前週末5日のNY原油は、8月の米雇用統計の失業率が5年ぶりの高水準となったことから、景気減速感が強まり原油相場は売り優勢で取引を終えた。その後、米政府系住宅金融機関(GSE)に対し米政府による公的資金を注入するとの動きから「景気後退観測が足元では和らいだ」(当業者筋)ことが、時間外取引で原油価格を押し上げた1つの要因であるとする。

また「ハリケーンがメキシコ湾に入る可能性がある」と、市場は再び石油関連施設への影響など、警戒感を強めつつあるようだ。

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