(2008年09月09日)
東京金:円安受け急反発
週明け8日の東京金は急反発している。為替が大きく円安に振れたことが強材料となった。指標となるNY市場は前週末現地5日、8月米雇用統計の弱い内容を受け、一時トロイオンス当たり820ドルを超えたが、その後反落し小幅続落で取引を終えた。7日には、米政府により政府系住宅金融機関(GSE)2社への支援が発表され、ドルは引き続き堅調な動きになるとみられる。従って、金は上値の重い展開を余儀なくされそうだ。
東京金は、足元ではドル・円の為替に影響を受けている。5日には米雇用情勢の悪化観測から、為替が急激に円高ドル安の方向に動き、円建てである国内金は急落した。週明けの市場ではGSE2社が政府の管理下に置かれることが決定し、一転してドルは対円で切り返した。こうした動きを受けて、金価格も「往って来い」の動きとなった。前場終了時点で、金の先限は前日比123円高のグラム当たり2854円となっている。
国内市場が乱高下する中、NY金は800ドル前後でのもみ合いが続いている。直近の相場では、一時的に800ドルを割る場面も散見されるが、割れたところでは買い支える動きが顕著となり底堅さを示している。一方で、820ドルを超えた水準では利益確定の売りが入るなど上値は重い。
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