(2007年06月06日)
[インタビュー] マネージドフューチャーズ、広範にわたる教育を
世界中の個人投資家に愛好され着実に運用資産を伸ばしているスーパーファンドは、分散投資、テクニカル分析、トレンドフォロー戦略、リスク管理―の4つの基本方針によるトレード戦略に支えられている。今後のスーパーファンドの取り組みはどうか。3日に都内で行われたセミナー終了後、スーパーファンド・アセット・マネジメントCIO・マーカス・ヴァイゲル氏に単独インタビューした。(聞き手=大地泰夫商品編集長)。
――スーパーファンドの戦略について。
「われわれが注力していることは、大きく分散化された投資に基づくマネージドフューチャーズ(商品先物および金融先物に専門に投資するファンド)としての資産運用である。われわれは世界中の100以上の市場を取引対象としており、商品先物のみならず金融先物のトレードも行っている。また、相関性のない、あるいは低い投資対象を組み合わせることにより高度に分散化した投資戦略をしている。取引の際には当社の開発したテクニカル・トレーディング・システムが充実しており、これはコンピューターで処理している」
――マネージドフューチャーズやヘッジ・ファンドに対する日本の投資家の理解度は。
「日本に限らず世界中のできるだけ多くの人々に、われわれがどのような活動をしているのか、いかにスーパーファンドのトレーディングシステムがポートフォリオにおいて収益性が見込めるものであるかなどの説明をしていかなければならない。こうした広範囲にわたる教育・啓発を施すべきだと思う。とくに、マネージドフューチャーズは、株や債券、不動産、他のヘッジファンドの(ロング・ショート)戦略との相関が低く、マネージドフューチャーズをポートフォリオの中に組み入れるとポートフォリオ全体のリスクが低くなり、リターンが高まる。これは最も重要なことだ」
――日本でマネージドフューチャーズの投資が今後活発になると思うか。
「そうなるようわれわれは努力している。投資家がマネージドフューチャーズに大きなチャンスがあるということをよく理解できると信じている。われわれは分散投資を推奨してきている。分散投資よりも集中投資の方が個人投資家にとってリスクははるかに大きい。分散投資でスーパーファンドは多くのチャンスを次々に提供している」
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