(2007年07月13日)

[インタビュー] 強気続く白金相場 需給、供給過剰形へ―フィスココモディティ代表 近藤 雅世氏

東京白金は、上昇トレンドのなか幾度も高値更新を試し、6月25日にはグラム当たり5117円の上場来最高値を付けた。こうした強気相場を演じる白金市場について、プラチナ事情に精通しているフィスコ・コモディティー代表の近藤雅世氏に聞いた。

――このところの白金価格上昇の背景は。

「とくに理由は見当たらない。テクニカルな買いと人気がここまで相場を押し上げたと見ている。強いて挙げるならば次の4つの要因だ。まずは、ロンドン、スイスに次いでイタリアでプラチナETF(上場投資信託)が上場されたこと。ただし、年間各市場で販売されるプラチナは約7万オンス(2トン)と見込まれ、これは需要のわずか数%である。仮によく売れたとしても需給をタイトにさせるほどのものではなく、反応は限定的だと見ている。

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