(2007年07月13日)

[業界往来] これが「最後の改革」1、2年が正念場―豊商事 石黒文博社長

6月28日付で豊商事社長に就任した石黒文博氏は1968年(昭和43年)入社であるから、業界歴はおよそ40年になる。

その経歴はほぼ一貫して営業畑であることから、業界の移り変わりを時には支店長のポジション、時には本社営業統括本部長のポジションから見つめてきたことになる。

石黒社長は業界の近況について、「恐らくこれが最後の改革になろうし、正念場はこの1年から2年になる」と述べた。

業界がまさに激動するなかでの社長就任だが、「当社がとってきた営業戦略の基本を変えることなく、時節柄コンプライアンス遵守の経営にあたりたい」と抱負を語り、「1人の営業マンの法令違反で会社全体がペナルティを受けることを肝に銘じたい」とする。

営業畑一筋という経歴から、会社では「営業」社員に視線が向きがちだが、今は全体を見なければならない立場。「内勤社員にも意識改革を促したら、直ぐに反応してくれたのは嬉しかった」とも語る。このあたりは社員1人ひとりを大事にする社風の表われであろうか。今後の経営展開について尋ねると、「商品先物の事業収入で6割、外国為替証拠金取引を軸にこのほかの事業収入で4割」に収益構造を改善したい、と意欲をみせる。

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