(2007年07月19日)

[インタビュー] 07年「金市場」を見る[下]/今秋、700ドル再トライ/MSI代表 亀井氏

『世界的金利高』に左右される局面が多々あった上半期の金市場。今後の金相場について、前回に引き続き亀井幸一郎氏に聞いた。

――下半期の金相場の見通しを。700ドルトライの可能性は。

「今はインド需要も峠を超え、シーズン的にも7、8月は夏枯れ相場とも言われるので、金融市場から見てもこの間の700ドル突破は難しいだろう。6月末にかけての下落局面では、下値のメドが焦点であったが、実需の買いがスポット価格で640ドル付近で出始め、これは200日移動平均線近辺と一致している。つまり、下値640ドルはサポートされたと言える」

「高値を目指す次のチャンスは9、10月あたりではないかと見ている。欧米のクリスマス需要の保有準備、いわゆる仕込みが増える時期に当たるからだ。外部要因を見ると、欧州圏の利上げは今後も続くと見られ、秋にはユーロが利上げされ、4・25%となる可能性も考えられる。以上から9、10月に再度700ドルをトライ、年内に725ドルを試す局面も予想できよう」

ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録
ブックマークに追加する