
[インタビュー] 大証 金ETFを聞く-『ポートフォリオ作り』に最適
金価格連動型上場投資信託(金価格連動ETF)が10日、大阪証券取引所に上場する。国内の取引所がコモディティに連動するETF商品を上場するのは初の試みで、市場の関心は高い。商品設計に中心になって携わった大阪証券取引所市場企画本部市場企画グループグループリーダー・大西信二氏に聞いた。――上場に至るまでの背景を。
「ここ数年の金価格上昇で各国のETF規模は急成長した。日本でも1、2年ほど前から上場できないかという話が出ていた。上場ではないがコモディティに連動する投資信託というのは既に何本か出ており好調なようだ。最近ではネット証券のお客様などでもコモディティ絡みの投資信託がよく売れるという話もあってユーザーのニーズは感じていた。敷居の低さもポイントで、ETFの形にすれば株と同じように証券口座でできる。コスト的にも安い。またリスク面ではETFなので基本レバレッジは1、信用貸借の対象にはなるがそれでも3倍程度だ。ハイレバレッジのものをという方は先物へ、金地金を持ちたいという方はそうした販売店で購入してもらうしかない。この金ETFは両者の中間のような位置付けで、ポートフォリオの一つとしてコモディティの要素も入れておこうという方向きには非常に入りやすい商品なのでは」
――ターゲットとしては個人投資家になるのか。
「証券口座を利用するため、株買うついでに金(ETF)も買うというのが理想ではある。その手軽さが売りで、自分のポートフォリオ作りに役立ててもらいたい。もちろん機関投資家にも期待する。マーケットは色々な視線を受けることで広がる。様々な立場のプレイヤーが入ると市場というのは熟れる」








