(2007年08月09日)

[道しるべ] 「金」6つの投資手法に−大証・ETF加わり

 「金投資」の選択肢がまたひとつ広がった。

 大阪証券取引所が10日に上場する金のETF(上場投資信託)がそれで、この運用は野村アセットマネジメントが行いほとんどの証券会社での購入が可能になるという。  金を巡る価値は普遍で、インフレにも強く、さらに金は世界共通の資産であることが「投資」対象として広く見直されているのであろうが、改めて金投資の選択肢を整理してみた。

 この選択肢は大きく分けて「現物」を巡るものと「非現物」の2つがあり、現物には地金売買、地金型売買、純金積立の3つがある。地金売買は大手地金商や鉱山企業で買うことができる最も古典的な手法である。

 非現物はかなりリスクも高くなるが、その分リターンも大きく、金鉱株ファンドに今回の大証取による金ETFが加わり、そして東工取に代表される金の先物取引である。最後の金先物市場には先月から初めて商品先物を手掛ける投資家向けに開発されたミニ取引が加わった。非現物いずれの売買も2、3万円の小口資金から行うことができる。

 「金」投資にはこのように多くの選択肢がある。現物と非現物を組み合わせた取引を行うことで世界がさらに広がるのである。どれを選択するか、この判断もひとつの「投資」なのである。(川)

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