(2007年08月21日)

[道しるべ] 「まさか」「魔坂」の怖さ

相場には「登り坂」と「下り坂」のほかにもうひとつの「坂」があるのはマーケット関係者ならお分かりであろう。「まさか」「魔坂」がそれであり、この第3の「坂」でみな痛い目に遭うのである。

前週17日のマーケットはいろいろな意味での特異日だった。株価は日経平均で終値874円安、これはもちろん今年最大の下げ幅であるし、為替は東京で一時111円台と著しい円高だった。

海外の商品市場は米国のサブプライムローン問題でファンドがいっせいに引き揚げたのか、非鉄から貴金属、石油に農産物といずれも大きく下落。これでは国内市場もたまったものではない。東工取の全商品がストップ安に張り付いた。こんなことは数年に1度あるかないかで、外は70年ぶりの猛暑というのに市場内は「冬景色」だった。前述の「まさか」は金に起こった。

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