(2007年09月14日)
[インタビュー] プロレス再生ファンド組成/蝶野正洋氏に聞く/興行面での不透明さ解消

プロレス復興プロジェクト「蝶野王国」が動き出した。三田証券(三田邦博社長)が新日本プロレスの人気プロレスラー・蝶野正洋氏と共同でプロレス再生ファンドの組成を行い、同社がプロレス・イベントの証券化を受託。プロレス復興を実現させるべく1―2日、同プロジェクトのシリーズ第1回目の祭典が千葉・幕張メッセで開催され盛況のうちに終了。本紙は2日、蝶野氏に単独インタビューをした。【聞き手=大地泰夫商品編集長】
――三田社長の印象は。
「まったく違う業界の方なので、どういう方なのだろうと思った。ものすごい物腰の低い社長だなというのが第一印象だった。その物腰の低さというのはいまも変わらないが」
――プロレス・イベントの証券化としてプロレス再生ファンドの組成を行うに至るまでどのような考えを持っていたか。
「証券化と聞いて最初はピンと来なかったが、(プロレス)業界再生のために、興行面での不透明な部分、業界全体にいえる感情的な部分を修正したかった。また期限をきっちりつけた事業計画の中で、資金的なものに関してもしっかりと計画性を持ってメドをつけたかった、というのはある」
――幕張メッセでの初日の興行を振り返って。
「いままでにない物販のブースがある。いままでの興行では、プロレスだけを見せるという空間・時間をつくってきた。それが2時間ぐらいだといいが、3―4時間と長い興行になると、観客が息切れしてしまう。そうした中、『息を抜ける場所があるというのがいいです』という声を聞いたので、バランスよく、試合をメインで観てもらって、その合間の休息の時間は気分転換に息を抜けるスペースという、興行という形よりはむしろイベント的な形でプロレスの復興が実現できれば、という手ごたえは得た」
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