(2007年11月12日)

[道しるべ] 原油高騰、末端に波及

原油高の影響は、末端のガソリンスタンドにまで及んだ。都心の皇居から中央区の永代通りに入り、「永代橋」を渡って左側にある昭和シェル系のセルフスタンド=写真=では、ガソリンがリットル148円である。

このスタンドで話を聞けば、「11月に、これまでで最高となる一度に8円の値上げをした」という。この原因が原油高にあるのはいうまでもないが、「スタンドに来たお客さんの中には、原油相場の100ドルを口にする方もいた」(同)というから、一般の消費者にまで原油高が浸透していることがわかる。

これも、スタンドに来たお客さんの話だが、「昔のオイルショックの際には、160円もあった」という。このように、最近の原油高は歴史的なもので、政府には「新たなオイルショック」と見る向きもあるが、「正確にはオイルショックというよりは、オイルブーム」(みずほ総研の吉田健一郎・シニアエコノミスト)との指摘もある。

今後、さらにガソリンの店頭価格を引き上げるかどうかについて、このスタンドの従業員は、「原油価格次第ですよね」と、苦笑気味に語った。やはり、原油相場の100ドルが意識されているようだ。

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