(2008年01月22日)

[道しるべ] 夕方4時以降は「プロ市場」?―東工取・金

東工取による取引時間の2時間延長(午後5時半)は順調な滑り出しとなった。

初日の7日から11日までの5日間で金の出来高が延長された2時間で約38%増加したことで、ゆくゆくは取引の24時間化で国際標準の市場を目指す東工取の新たな挑戦は確かな一歩を踏み出すことができたようだ。

その金市場で最近大きな変化が起きたとして、商品取引員の自己売買部門は問題の「2時間」に神経をすり減らしている。夕方4時を過ぎるころから金の値動きが急に荒くなり、20円から30円の変動が頻繁に起き、取引が終わる5時半までその状態が続いてまったく気を抜けなくなった、というのである。どうやらその原因は為替にあるようだ。

金はもともと為替変動には敏感に反応するが、夕方4時を過ぎるころからその為替変動が大きくなり、ドル円で1円から2円も変動する場面があってこれで金の値動きが急に荒くなる、というのである。取引全般が東京タイムからロンドンタイムに移り替わる時間帯にも当たるのであろうが、取引が延長された2時間の間に為替変動で金の値動きが荒くなるのはこれはこれで結構なことである。

東工取の金市場はこれにより夕方4時以降はどうやら「プロ市場」になったようだ。

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