(2008年02月08日)
[道しるべ] 日本の商品業界再編進む
著名投資家ジム・ロジャーズ氏のインタビューは、今回で2回目になる【本紙7日付1面に掲載】。1回目は昨年の1月下旬。いまからちょうど1年前のことになる。この時と今回、記者は、来日した同氏に日本の先物市場の将来について同じような質問を投げかけた。いずれも厳しいコメントだったが、比較すると趣はやや異なっているのがわかる。
まず前回のインタビューでは、コモディティの投資先として日本は「あまり良くない」と述べながらも、「日本の(商品先物)市場は必ず復活し再び取引が活性化する時が来ると信じている。日本はアジアの先物市場のリーダー的存在として自覚し周辺諸国を引っ張っていくべきだ」と語っていた。
そして今回2度目のインタビューでは、「先物取引の中心となる国がアジアのなかで出てくるだろうが、そのなかで日本は1歩先を進んでいる」と1年前よりさらに前向きな答えが返ってきた。これは日本国内で商品業界の再編が進み、取引活性化への道を着実に歩んでいることにほかならない。
この1年は日本国内で取引所や取引員がウミを出しながらも目まぐるしい勢いで変化を遂げてきた。海外の取引所も「米国先物取引所は、再編に向けていままでにないほどの勢いで進んでいる。日本の商品先物業界も、政府主導の下、再編に乗り出したという記事を目にしうれしく思っている」(ICEフューチャーズUS)などと好意的な反応を示している。世界が日本の動向に対し熱い眼差しで見守っている。
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