(2008年08月21日)

[] 「五輪後の中国」で講演会―スパーカーズコーナー

多摩大学統合リスクマネジメント研究所は、スピーカーズコーナー・トウキョウ2008『オリンピック後の中国』と題して講演会・意見交換会を開催。この3回シリーズの初回(19日)は、三菱商事顧問で前中国総代表の武田勝年氏が経済大国・中国の光と影について自己の体験談を交えながら説明した。

武田氏は、中国が経済発展を迎える中で様々な困難や解決しなければならない問題に直面していると指摘。中国は1992年に社会主義市場経済を確立。「市場経済になってから16年しか経っていない」としながらも、官僚と党が同経済発展のため一所懸命後押ししたと語った。

ただ、市場経済の進展に対し途中でストップをかけられるケースがあるなど「計画経済の残渣(ざんさ)がある」と述べた。さらに市場経済のおかげで裕福な層が出てくる一方で、落ちこぼれた層を救済できていない現状がある、とした。

そのほか、中国が抱えている問題として民族問題を挙げた。「中国には漢民族を含め56の民族が存在し、1億強の少数民族がいる」と述べた。

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