(2008年08月22日)

[道しるべ] GM開発中断は不可能?

このほどバイテク情報普及会が主催した、遺伝子組み換え作物の圃場などを視察するメディアツアー(既報)に参加して、遺伝子組み換え食品に対する消費者の拒否反応が依然として根強い現況を改めて痛感した。

今後10年、20年の中で遺伝子組み換え技術は世界的にさらに進歩していくとみられる。ここまできて遺伝子組み換え開発が中断し極めて生産効率の良い遺伝子組み換え作物そのものが消滅することは、世界人口が急増し発展途上国を中心に食糧の供給に対する懸念が声高に叫ばれる中にあって、あり得ないとみるのが妥当か。

丸紅経済研究所所長・柴田明夫氏は「遺伝子組み換え作物をどうみるか」と冷静に捉えている。遺伝子組み換えに対して賛同も否定もしていない。今後の動向を十分に眺めた上で判断すべきことなのかもしれない。つまり、長期的視野に立つ必要が出てこよう。

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