(2008年10月02日)
[インタビュー] バタリオン・キャピタル・マネジメント ランダル・ローゼンバーグ氏/原油、年末にかけ110―115ドル
バタリオン・キャピタル・マネジメントのランダル・ローゼンバーグ氏はエネルギー市場に対し他のNYMEXフロアトレーダー同様、相場に対し常に熱い眼差しを向けており、徹底した分析・調査を行っている。同氏に原油相場の見通しのほか、今後の目標などについて聞いた。
――エネルギーを取引する際にどういったことを重視するか。
「需給関係を重視している。経済的な事実も見ているが、需給が価格、特に現物の価格を決定付けている」
――テクニカル分析はどうか。
「テクニカルなパターンを見ており、それに基づく相場の動きも信じている。私は、マーケットがファンダメンタルズに関するニュースに反応するのとほぼ同時に、もしくはそういったニュースに先んじてテクニカルな基盤に基づいて動く傾向にあることを見出した。トレンドがどちらの方向に向こうとしているか把握するためにニュースも見たり読んだりするが、大抵の場合テクニカル分析も同時に行っている」
――年末にかけての原油相場の見通しについて。
「110―115ドルで推移するのでは。価格は押し上げられるとみている。アジアのセクターからの需要が再度活発になるだろう。また、ヒーティングオイル(暖房油)の需要が米国だけでなくヨーロッパでも活発になり、これが原油の支援材料になるだろう。
――トレーダーになるに至った動機は何か。
「私はエネルギーの先物とオプションのブローカーとして働いていた。しかし、十分に稼いでいるという感覚がなかった。そこでセールス関係の仕事が良いのではないかと思い、セールスマンになったが、セールスに自分は向いていないと判断し、マーケット・アナリストになった。ちょうどそのころ、何人かの友人がフロアトレーダーとして取引していたが、彼らは精彩を欠いていた。そのとき私は、彼らよりも自分のほうがマーケットのことを熟知していると思った。フロアに降り立って実際に取引してみたかった。
――今後の目標は。
「恐らくフロアトレーダーとしての職を離れ、資金を管理する道へ進むと思う。もっと大きな将来像を見据えている」
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